1回目から2回目までの過ごし方|2回目の施術に向けた準備

アートメイクは1回で完成する施術ではなく、2回でひとつの流れです。1回目のあとは「このままで大丈夫?」「2回目までに何をすればいい?」と迷うこともあるかもしれません。1回目から2回目までの過ごし方と、2回目までに整理しておきたいことをまとめました。
なぜ2回に分けるのか
1回目は、いわば土台づくりです。色の入り方や定着の具合には、肌質や皮脂の量、部位などによって個人差があります。そのため、1回目だけでは薄く感じられることが多くあります。
2回目では、1回目の定着を見ながら、色の濃さや形を微調整して仕上げていきます。一度で濃く入れるより、定着の具合を確かめてから重ねるほうが、その方の肌に合わせた調整がしやすくなるためです。
たとえば、色が入りにくかった部分に色を重ねたり、左右のバランスや濃さの差を整えたりするのが、2回目の主な役割です。
1回目のあとに「思ったより薄い」と感じるのは、よくある経過のひとつです。2回目で仕上げることを前提に施術を進めているため、1回目の時点では完成ではないとお考えください。
1回目のあとの経過と、2回目に向けて意識したいこと
1回目のあと、色の見え方は時期によって変わっていきます。それぞれの時期に意識したいことを、2回目に向けた視点でまとめました。
| 1回目からの時期 | 意識したいこと |
|---|---|
| 当日〜3日 | 色が濃く見え、赤みやヒリつきが出ることがある時期です。仕上がりの判断はまだせず、触らないことを優先します |
| 4日〜1週間 | 薄いかさぶたができ、自然に剥がれていきます。無理に剥がすと、その部分の色が抜ける原因になります |
| 1〜2週間 | 一度色が薄く感じられる時期です。ここで「薄すぎる」と決めず、なじむのを待ちます |
| 約1ヶ月〜 | 定着の具合が確認しやすくなります。気になる点を整理し、2回目の日程を決めていきます |
| 2ヶ月以内 | 2回目の施術で、色と形を仕上げます |
経過の進み方には個人差があり、表の時期どおりに進まないこともあります。毎日の細かな過ごし方は施術後1週間の過ごし方、途中で不安になったときの考え方はよくある不安と対処法でご紹介しています。
2回目までの期間は「2ヶ月以内」が目安
肌の状態が落ち着き、色の定着が確認しやすくなるのが1ヶ月前後です。そのうえで、1回目から2ヶ月以内に2回目を受けていただくのが目安になります。この期間の2回目には、2回目の料金が適用されます。部位ごとの料金はメニュー・料金をご覧ください。
期間が大きく空くと、1回目の色がさらに薄くなっていることがあります。1回目が終わったら、早めに2回目の候補日を考えておくと安心です。
当サロンは完全予約制です。2回目のご予約は、公式LINE(24時間受付・24時間以内に返信)またはWeb予約(空き枠からそのまま予約)で承っています。
2回目の日程を決めるときのヒント
- 2回目のあとにも、色が濃く見える時期とかさぶたの時期がある
- 人前に出る大切な予定や、旅行・プールの予定と重ならないようにする
- アイラインの場合は、腫れが出ることも考えて翌日の予定に余裕を持たせる
- 忙しくて寝不足になりやすい時期は、できれば避ける
寝不足や体調不良は、痛みを感じやすくなる要因のひとつといわれています。無理のない時期を選ぶことも、2回目を落ち着いて受けるための準備です。
1回目から2回目までの過ごし方
2回目までの期間は、1回目の色をよい状態で保っておくための時間でもあります。特別なことをする必要はありませんが、次の4つを意識して過ごしてください。
- かさぶたが取れるまでは施術部位をこすらない・剥がさない
- 日焼け対策を続ける
- 施術部位のピーリングやレーザーは避ける
- 乾燥しないよう保湿を続ける
かさぶたを無理に剥がすと、その部分だけ色が抜けて、色ムラの原因になることがあります。紫外線も、色が薄くなる原因のひとつとされています。かさぶたが取れるまでは帽子や日傘、取れたあとは日焼け止めも使って守りましょう。詳しくはアートメイクと紫外線をご覧ください。
ピーリングやレーザーは、色の抜けや思わぬ反応につながることがあります。レーザーや光治療を受ける予定がある場合は、必ず事前にお伝えください。避けたいスキンケア成分は、アートメイク後のスキンケアと美容施術にまとめています。
保湿を続けるのは、乾燥によるかゆみやつっぱりで、つい施術部位を触ってしまうのを防ぐためでもあります。部位ごとの注意点は、部位別アフターケアの注意点もあわせてご覧ください。
2回目の前に体調や状況が変わったら
1回目から2回目までの間に、体調や生活の状況が変わることもあります。次のような場合は、2回目の予約日を待たずに早めにご連絡ください。施術を進めるかどうかや、時期を判断するために大切な情報です。ご連絡は、24時間受け付けている公式LINEが便利です。
| こんなとき | お願いしたいこと |
|---|---|
| 妊娠がわかった、授乳中になった | 施術を見合わせる場合があります。時期についてご相談ください |
| 新しくお薬を飲み始めた | お薬の名前をお知らせください。自己判断で飲むのをやめないでください |
| 持病の診断を受けた | 糖尿病など、傷の治りに影響するものもあります。お知らせください |
| 施術部位に肌荒れや湿疹が出た | 状態によっては施術を見合わせることがあります |
| 口唇ヘルペスが出た(リップの場合) | 必ずお知らせください。医療機関の判断で対応を検討します |
| 施術部位を日焼けした | 赤みや炎症があると施術できない場合があります |
| レーザー・光治療を受けた、または予定がある | 必ず事前にお伝えください |
| 体調がすぐれない | 無理をせず、日程の変更をご相談ください |
また、1回目のあとに強い痛みや日ごとに広がる腫れ、発熱、膿などが出た場合は、2回目を待つ必要はありません。自己判断で様子を見ず、すぐに施術を受けた医療機関へご相談ください。
2回目までに整理しておきたいこと
2回目は、1回目の定着を踏まえて調整する機会です。次のような点を言葉にしておくと、2回目の調整がスムーズになります。
- 色の濃さ(もう少し濃く/薄く)
- 形のバランス(太さ・角度・長さ)
- 色味の好み(明るめ/落ち着いた色み)
- 定着しにくかった箇所(色が抜けたと感じる部分)
- 1回目のあと、メイクで描き足していた部分
部位によって、気になりやすい点は少しずつ違います。たとえば眉なら眉尻の長さや左右の高さ、リップなら輪郭のぼやけや色の濃淡、アイラインなら太さや目尻の長さなどです。「なんとなく気になる」という段階でも、そのままお伝えください。
伝えるときは、「眉尻をあと少し長く」「全体をひと回り濃く」のように、場所と程度をセットにすると伝わりやすくなります。言葉にしにくい場合は、鏡を見ながら指で示していただくだけでも構いません。
形を大きく変えたい希望がある場合も、まずはそのままお聞かせください。肌の状態や1回目の色の残り方を見ながら、どこまで調整できるかを一緒に確認します。
経過の写真をご自身のスマートフォンで撮っておくと、2回目のときに比較しやすくなります。同じ場所・同じ明るさ・同じ角度で撮ると、色の変化がわかりやすくなります。記録用として、お手元に残しておいてください。
2回目についてよくあるご質問
1回目の仕上がりが気に入っていても、2回目は受けたほうがいい?
当サロンでは、2回に分けて色を定着させることを前提に施術を行っています。1回目のあとの色は、時間とともに落ち着いたり、部分的に薄くなったりすることがあります。見た目だけでは定着の具合がわかりにくい場合もあるため、迷うときは約1ヶ月たった頃の状態を見ながらご相談ください。
2ヶ月を過ぎてしまいそうなときは?
お仕事や体調の都合で、予定どおりに進まないこともあります。間が空きそうだとわかった時点で、そのままにせず早めにご相談ください。期間を過ぎた場合の進め方や料金は、ご予約の前にご確認ください。
1回目のあと、眉毛の手入れはしてもいい?
かさぶたが取れるまでは、施術部位の毛を抜いたり剃ったりするのは控えてください。刺激が加わり、かさぶたが早く取れてしまうことがあります。取れたあとも、2回目の前は自眉の生え方がわかるよう、大きく整えずにご相談いただくと安心です。
1回目のあと、施術部位にメイクをしてもいい?
施術部位のメイクは、かさぶたが自然に取れてからにしてください。取れたあとは、薄く感じる部分をメイクで補っても構いません。落とすときは、施術部位を強くこすらないようにしましょう。
2回目当日の流れと、そのあとのケア
当日は、普段どおりのメイクでお越しいただいて大丈夫です。1回目のあとにメイクで描き足している部分があれば、その状態も調整の参考になります。撮っておいた経過の写真は、当日スマートフォンでお見せいただくと、変化を一緒に確認しやすくなります。
施術の前に色の残り方を一緒に確認し、デザインをその場で描いて、納得いくまで調整してから進めます。伝えたいことをメモしておくと、当日の伝え忘れを防げます。
2回目も、施術前に麻酔を使用します。前日はしっかり休み、時間に余裕をもってお越しください。痛みの感じ方や麻酔については、アートメイクの痛みと麻酔で詳しくご紹介しています。
施術のあとは、アフターケアについてあらためてご案内します。基本は1回目と同じで、かさぶたが自然に取れるまでは触らない・こすらないことです。1回目で慣れた方も、施術後1週間の過ごし方をもう一度見直しておくと安心です。
2回目で、いったん仕上がりとなります。その後は一般に1〜3年ほどかけて徐々に薄くなるとされ、薄くなってきたらリタッチ(1〜2年ごとが目安、個人差あり)を検討します。色の持ちについては、アートメイクはどのくらい持つ?をご覧ください。
2回目のご予約や、1回目の経過についてのご相談はこちらから。
ご注意ください
- アートメイクは医療行為です。施術は福岡県行橋市内の提携医療機関にて、看護師資格を持つ施術者が行います(自由診療・健康保険適用外)。
- 経過や仕上がりの感じ方には個人差があります。この記事の内容は一般的な目安です。
- 気になる症状があるときは自己判断せず、施術を受けた医療機関にご相談ください。
水本 こずえ(看護師/メイクアップアーティスト)
美容領域14年。福岡県行橋市でアートメイクサロン mili medical を主宰。プロフィールを見る


