アートメイクはどのくらい持つ?色が薄くなる理由と長持ちさせるコツ

「アートメイクって、一度入れたらずっと消えないの?」——カウンセリングでとてもよくいただく質問です。結論からお伝えすると、アートメイクはずっと残るわけではなく、時間とともに少しずつ薄くなっていきます。この記事では、持続期間の目安と色が薄くなる理由、部位や肌質による違い、きれいな状態を長く保つコツをご紹介します。

持続期間の目安は1〜3年

アートメイクの色素は、皮膚のごく浅い層に入れます。刺青(タトゥー)より浅い位置に入れるとされており、時間の経過とともに少しずつ薄くなっていくと考えられています。一般的には、1〜3年ほどかけて徐々に薄くなるとされています。

目安に幅があるのは、肌質や生活習慣、施術した部位によって色の残り方が変わるためです。ある日突然消えるのではなく、輪郭や色が少しずつやわらいでいくイメージです。薄くなってきたと気づくタイミングも、人によって異なります。

時期 色の見え方の目安
施術当日〜2週間ごろ 数日は色が濃く見え、1〜2週間で一度薄く感じられることがあります
約1ヶ月〜 色が肌になじみ、定着の具合を確認できる時期です
2回目(1回目から2ヶ月以内) 1回目の定着を見ながら、色と形を整えて仕上げます
その後 1〜3年ほどかけて徐々に薄くなるため、1〜2年ごとを目安にリタッチを検討します

施術から1〜2週間ごろに色が薄く感じられても、その後に色がなじんで見えてくることがあります。この時期の見え方だけで判断せず、慌てずに経過を見守ってください。

ポイント
持続期間には個人差があります。1〜3年はあくまで一般的な目安で、肌質(皮脂の量)・生活習慣・施術部位によって前後します。

なぜ色が薄くなるの?3つの理由

アートメイクの色が薄くなるのには、主に3つの理由があるとされています。どれも日常の中で自然に起こることなので、薄くなること自体を心配しすぎる必要はありません。

1. 肌の生まれ変わり(ターンオーバー)

肌は一定の周期で新しい細胞に入れ替わっており、これを「ターンオーバー」と呼びます。アートメイクの色素は浅い層に入っているため、この生まれ変わりとともに少しずつ外へ押し出されていくとされています。

生まれ変わりの速さは、年齢や体調、肌の状態によって変わるといわれています。同じ時期に施術を受けても、持ち方に差が出る理由のひとつです。

2. 紫外線

紫外線には、色素を分解する働きがあるとされています。屋外で過ごす時間が長い方や、日焼けしやすい生活をしている方は、色の抜けが早く感じられることがあります。

紫外線は晴れた日だけでなく、曇りの日や窓ぎわにも届きます。季節を問わず、日常的に対策しておくことが色持ちにつながります。

3. 皮脂と摩擦

皮脂が多い方は、色がなじみにくく、定着がやや弱くなる場合があります。また、クレンジングや洗顔のときに強くこする習慣も、色が薄くなる原因になることがあります。

タオルで顔をゴシゴシ拭く、眉や目元をつい触ってしまうといった小さな摩擦も、積み重なると影響することがあります。

部位や肌質によって持ち方は変わる

同じアートメイクでも、施術する部位や肌の状態によって、色の残り方には違いがあります。あくまで一般的な傾向ですが、目安として知っておくと安心です。

部位・肌の状態 持ちに関わりやすいこと
眉 額に近く皮脂が出やすい位置にあり、皮脂の影響を受けやすい傾向があるとされています
リップ 飲食や会話で動きが多く、乾燥や摩擦の影響を受けやすい部位です
アイライン 皮膚が薄くデリケートな部位のため、クレンジングの摩擦に気を配りたいところです
皮脂が多い肌 色がなじみにくく、薄くなるのが早く感じられることがあります
乾燥しやすい肌 肌が荒れていると、色の見え方が安定しにくいことがあります

生活習慣による違いもあります。屋外で過ごす時間が長い方や、汗をよくかくスポーツ・サウナの習慣がある方は、色の持ちに影響が出ることがあります。

「自分の場合はどのくらい持ちそう?」という疑問には、カウンセリングで肌の状態や普段の過ごし方をうかがい、目安をお伝えします。

長持ちさせる5つのコツ

アートメイクの持ちは、施術後の過ごし方や日々の習慣によっても変わることがあります。特別なことをする必要はありませんが、次の5つを意識しておくと、きれいな状態を保ちやすくなります。

1. 施術直後の1週間を丁寧に過ごす

施術後しばらくは、色が肌になじんでいく大切な時期です。4日〜1週間ほどで薄いかさぶたができ、自然に剥がれていきます。かさぶたを無理に剥がすと、その部分だけ色が抜けやすくなるため、触らずに待ちましょう。

施術部位はこすらず、濡らしすぎないように過ごしてください。施術直後は、入浴・サウナ・激しい運動・飲酒も控えていただきます。具体的な過ごし方は、施術後にご案内します。

2. 紫外線対策をする

日常的な紫外線対策は、色持ちに関わってきます。施術部位への日焼け止めは、かさぶたが取れて肌が落ち着いてから使いましょう。それまでは、帽子や日傘で日差しを遮るのがおすすめです。

海やアウトドアなど、長く屋外で過ごす日は、日焼け止めのこまめな塗り直しも意識してみてください。

3. 強いクレンジング・ピーリングを避ける

施術部位は、洗浄力の強いクレンジングや、ピーリングなど古い角質を取り除くケアの影響を受けやすいとされています。メイクを落とすときは、こすらずにやさしくなじませるのがポイントです。

レーザーや光治療(IPL・フォトフェイシャル・レーザー脱毛など)は、色素に反応することがあります。熱感・やけど・色の変化が起こる場合があるため、施術部位やその周辺に照射するときは、必ず事前に申告してください。

4. 乾燥を防ぐ

肌が乾燥して荒れていると、色の見え方が安定しにくくなることがあります。日ごろの保湿で、肌のコンディションを整えておきましょう。リップの場合は、唇の乾燥を防ぐケアも大切です。

5. 1〜2年ごとにリタッチする

薄くなりきる前に色を補うと、きれいな状態を保ちやすくなります。リタッチの間隔は1〜2年ごとが目安ですが、薄くなるスピードには個人差があります。「少し物足りなくなってきた」と感じたころが、ご相談のタイミングです。

「薄くなってきたかな」と思ったら

アートメイクは1回で完成ではなく、2回に分けて色を定着させていく施術です。1回目の施術後、2ヶ月以内を目安に2回目を受けていただき、色と形を仕上げます。この期間の2回目は、2回目の料金でお受けいただけます。

2回目を終えたあとは、薄くなってきたタイミングでリタッチを検討します。次のような変化は、リタッチを考えるきっかけの例です。

  • 眉の毛並みや輪郭が、以前よりぼやけて見える
  • 眉メイクで描き足す部分が増えてきた
  • リップの血色感が物足りなく感じる
  • アイラインが薄くなり、すっぴんの目元がぼやけて見える
  • 全体の色の見え方が、以前と変わってきたように感じる

「まだリタッチには早いかな」と迷う場合も、今の状態を見ながら一緒に考えます。料金の詳細はメニュー・料金をご覧ください。

少しずつ薄くなることの良い面

「いずれ薄くなる」と聞くと、少し残念に感じるかもしれません。ですが、ずっと同じ状態で残らないことには、良い面もあります。

顔立ちや肌の印象は、年齢とともに少しずつ変わっていきます。好きなメイクや、似合う眉の形・色も、数年たつと変わることがあります。徐々に薄くなるからこそ、リタッチのタイミングで今の自分に合わせて見直せます。

  • 年齢や顔立ちの変化に合わせて、形や太さを調整する
  • 髪色やメイクの好みに合わせて、色味を見直す
  • 「もう少し自然に」「もう少しはっきり」など、濃さを変える

ただし、どこまで調整できるかは、残っている色の状態によって変わることがあります。カウンセリングで今の状態を確認しながら、ご提案します。

持ちについてよくある質問

1回の施術だけでは足りないのですか?

当サロンでは、1回で完成とせず、2回に分けて色を定着させる考え方をとっています。色の入り方や残り方には個人差があるため、1回目の定着を確認してから、2回目で色と形を整えて仕上げます。

濃く入れれば長持ちしますか?

色の濃さは、持ちよりも、顔立ちとのバランスや仕上がりの自然さを大切にして決めます。持ち方は肌質や生活習慣の影響も受けるため、濃さだけで決まるものではありません。デザインと色は、その場で描いて確認しながら一緒に決めていきます。

リタッチをしないとどうなりますか?

時間とともに少しずつ薄くなっていきます。薄くなり方やその速さには個人差があるため、一律にはお伝えできません。気になる変化があれば、その時点の状態を見ながらご相談ください。

リタッチの予約は、いつ頃すればいいですか?

薄くなってきたと感じ始めたころが目安です。当サロンは完全予約制で、公式LINEは24時間受け付けており、24時間以内にお返事しています。Web予約なら、空き枠からそのままご予約いただけます。

アートメイクを長く楽しむためのポイント

アートメイクは「入れて終わり」ではなく、施術後のケアと定期的なリタッチで育てていくものです。持続期間は1〜3年ほどが目安ですが、肌質や生活習慣、部位によって差があります。

ポイント
施術直後を丁寧に過ごす、紫外線を防ぐ、こすらずにケアする、薄くなってきたらリタッチを検討する。この4つを意識すると、きれいな状態を保ちやすくなります。

「自分の肌だとどのくらい持つ?」「リタッチの時期を知りたい」といった疑問にもお答えします。無料カウンセリングやLINEで、お気軽にご相談ください。はじめての方ははじめての方へもあわせてご覧ください。

持ちの目安やリタッチの時期について、LINEでもお気軽にご相談いただけます。

公式LINEで相談する / Webで空きを見て予約する

ご注意ください

  • アートメイクは医療行為です。施術は福岡県行橋市内の提携医療機関にて、看護師資格を持つ施術者が行います(自由診療・健康保険適用外)。
  • 経過や仕上がりの感じ方には個人差があります。この記事の内容は一般的な目安です。
  • 気になる症状があるときは自己判断せず、施術を受けた医療機関にご相談ください。

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看護師資格を持つ施術者が、カウンセリングからアフターケアまで担当します。
カウンセリングは無料。相談だけでも大丈夫です。

水本 こずえ(看護師/メイクアップアーティスト)

美容領域14年。福岡県行橋市でアートメイクサロン mili medical を主宰。プロフィールを見る

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