アートメイク後の1週間の過ごし方|ダウンタイム中のアフターケア

アートメイクは、施術そのものと同じくらい「そのあとの1週間」が仕上がりを左右します。といっても、難しいことをする必要はありません。触らない、こすらない、濡らしすぎないという基本を、場面ごとに意識するだけです。この記事では、施術当日から1週間ほどの過ごし方を、やること・避けることに分けて、理由とあわせてご案内します。

まず、経過の目安を知っておく

アートメイクは、入れた色がそのまま残るわけではありません。かさぶたが取れて一度色が薄く見えたあと、少しずつ肌になじんでいきます。この流れを知っておくと、途中で「うまく入らなかったのでは」と不安になりにくくなります。

時期 起こること・すること
当日〜3日 色が濃く見える時期です。赤みやヒリつきが出ることがあります。施術部位は濡らさないようにし、指示された軟膏で乾燥を防ぎます。
4日〜1週間 薄いかさぶたができ、自然に剥がれていきます。かゆみを感じることもありますが、無理に取らないでください。
1〜2週間 かさぶたが取れ、色が一度薄く感じられます。その後、徐々に色が戻ってなじんでいきます。
約1ヶ月〜 定着を確認できる時期です。1回目から2ヶ月以内の2回目の施術で、色と形を仕上げます。

当日〜3日に見られる赤み・腫れ・ヒリつきは、多くの場合数日でおさまります。色が濃く見えるのは表面近くに色が多く残っているためで、かさぶたが取れる頃には落ち着いていきます。

経過のスピードや色の見え方には、肌質や部位によって個人差があります。表の時期はあくまで目安として、「今はこの段階かな」と照らし合わせる使い方をしてください。

ポイント
いちばん大切なのは「触らない・剥がさない」ことです。かさぶたを無理に取ると、その部分だけ色が抜けやすく、色ムラの原因になることがあります。かゆくても、自然に剥がれるのを待ってください。

施術当日にすること

施術を終えた当日は、施術部位がとてもデリケートな状態です。赤みやヒリつきが出ることもあるため、予定を詰め込まず、なるべくゆったり過ごせるようにしておくと安心です。

  • 指示された軟膏をうすく塗り、乾燥を防ぐ
  • 軟膏を塗る前は手を洗い、清潔な綿棒や指でやさしくのせる
  • 施術部位は濡らさないようにやさしく過ごす
  • 汗をかいたら、こすらずに清潔なティッシュなどで押さえて拭き取る
  • 前髪やマスクなどが施術部位に触れないようにする

軟膏は「たっぷり」ではなく、指示された量をうすくのせるのがポイントです。乾燥するとかさぶたが硬く厚くなりやすく、剥がれるときに色も一緒に取れやすくなるといわれます。反対に、塗りすぎてべたつくと、髪やほこりがつきやすくなります。

汗は、こすって拭くと施術部位の表面に刺激が加わります。清潔なティッシュやハンカチを当てて、吸い取るように押さえるのがコツです。前髪が長い方はピンでとめる、マスクは施術部位に当たりにくい形を選ぶなど、触れるものを減らす工夫も役立ちます。

施術当日に避けること

  • 湯船での入浴・サウナ・プール
  • 激しい運動や大量の発汗
  • 飲酒
  • 施術部位へのメイク
  • 施術部位を触る・かく・こする

湯船やサウナでは、湯気や汗で施術部位が長く湿った状態になりやすく、かさぶたがふやけて早く取れてしまうことがあります。飲酒や激しい運動は血行がよくなるため、赤みや腫れが強く出ることがあるといわれています。施術部位へのメイクは、落ち着く前の肌に刺激や汚れを加えてしまうため控えてください。

手には、目に見えない汚れがついていることがあります。つい触ってしまう癖がある方は、鏡で何度も確認するのを控える、爪を短く整えておくなど、触るきっかけを減らしておくと安心です。

洗顔とシャワーはどうする?

洗顔は施術部位を避けて行ってください。洗顔料の泡が施術部位にかからないように手を動かし、すすぎも施術部位に水が直接当たらないよう、少しずつ行うと安心です。

シャワーを浴びてよいかどうかは、施術時の案内に従ってください。浴びられる時期になっても、施術部位に長くお湯を当てないようにしましょう。髪を洗うときは、頭を少し後ろに傾けるなどして、泡やお湯が顔のほうへ流れないように工夫してください。

翌日から1週間の過ごし方

4日目前後から薄いかさぶたができ、自然に剥がれていきます。この時期はかゆみを感じやすく、無意識に触ってしまいがちです。とくに「こすらない」ことを意識してください。

  • クレンジングは施術部位を避け、こすらずにやさしく
  • 保湿は、指示された範囲・回数で続ける
  • 施術部位のメイクは、かさぶたが自然に取れてから
  • 日焼け止めも、かさぶたが取れてから施術部位に使う
  • 日差しの強い日は、縁が施術部位に触れない帽子や日傘で守る
  • 枕カバーやタオルは清潔なものを使う

クレンジングのコツ

メイクをした日は、施術部位の周りをコットンや綿棒で区切るようにして、少しずつ落とすと安心です。クレンジング剤が施術部位に流れないよう量は控えめにし、すすぎも少しずつ行ってください。施術部位そのものは、施術時の案内に従って避けて洗います。

かゆいときは?

かさぶたができて肌が落ち着いていく途中で、かゆみを感じることがあります。かいたりこすったりすると、かさぶたが途中で取れてしまいます。気になるときは施術部位に触れず、指示された保湿を続けてください。かゆみが強い、赤みが広がってきたなど、いつもと違うと感じたら早めにご相談ください。

寝るときは?

寝ている間は、無意識に施術部位を枕や手でこすってしまうことがあります。清潔な枕カバーを使い、施術部位が枕に押しつけられにくい、あおむけの姿勢を意識すると安心です。

施術部位以外のメイクは?

施術部位に触れないよう気をつければ、ほかの部分のメイクは基本的に普段どおりで構いません。ただ、ファンデーションやパウダーが施術部位にかかったり、落とすときにこすったりしやすくなります。この期間は、簡単なメイクで済ませるのがおすすめです。

この時期に控えていただきたいこと

1週間ほどの間に控えていただきたいことを、目安と理由にまとめました。再開してよい時期は、肌の状態や部位によって変わります。施術時の案内を優先し、迷うときはご相談ください。

控えること 目安と理由
湯船での入浴・サウナ・プール かさぶたが自然に取れるまでが目安です。長く湿るとかさぶたがふやけて取れやすく、衛生面でも心配があるためです。
激しい運動・大量の発汗 かさぶたが自然に取れるまでが目安です。汗が施術部位に流れ、拭くときにこすりやすくなるためです。
飲酒 施術当日は控えてください。血行がよくなり、赤みや腫れが出やすくなるといわれています。
日焼け(海・ゴルフなど) かさぶたが取れるまでは強い日差しを避けてください。その後も、色を守るために日焼け対策を続けましょう。
ピーリング・レーザーなどの美容施術 施術部位は当面お控えください。再開の時期はご相談ください。

湯船を控える間の体の洗い方も、施術時の案内に沿って進めてください。長湯やサウナのように、顔まで温まって汗をかく過ごし方を避けるイメージです。

ポイント
施術後の数日は色が濃く見えます。人前に出るご予定がある方は、連休前など余裕のあるタイミングでの施術がおすすめです。日程に迷うときは、カウンセリングの際にお気軽にご相談ください。

ダウンタイム中によくある疑問

仕事や家事は普段どおりでいい?

施術部位に触れない、汗をかきすぎない、長く濡らさない。この3つを守れば、普段の生活を大きく変える必要はありません。水仕事や料理のあとは、濡れた手や油のついた手で顔を触らないようにしましょう。屋外での作業や、汗をたくさんかくお仕事がある方は、日程も含めてカウンセリングでご相談ください。

かさぶたがほとんど見えないけれど大丈夫?

かさぶたの厚さや目立ち方には個人差があり、うすい膜のように感じる程度のこともあります。見た目でわかりにくくても、この時期は同じように触らず、こすらずに過ごしてください。

施術部位に水がかかってしまったら?

こすらずに、清潔なティッシュやタオルでそっと押さえて水分を取ってください。そのうえで、指示どおりに軟膏での保湿を続けましょう。一度濡れただけで慌てる必要はありませんが、赤みや痛みが強くなるなど気になる変化があれば、早めにご相談ください。

小さな子どもやペットと過ごすときは?

抱っこや添い寝のときに顔へ手が触れたり、ペットに顔をなめられたりすることがあります。この期間は、顔の向きや寝るときの距離を少し意識するだけでも、施術部位への刺激を減らせます。

眼鏡はかけてもいい?

フレームや鼻に当たる部分が施術部位に触れなければ、普段どおりお使いいただけます。当たりそうな場合は、かける時間を短くするなど工夫してください。

眉・リップ・アイラインで過ごし方は違う?

基本は共通ですが、部位ごとに気をつけたい場面があります。眉は汗や前髪、リップは飲食や乾燥、アイラインは目元のメイクやコンタクトレンズが代表的です。施術後には、受けた部位に合わせた注意点をご案内します。

不安なときは、そのままにしない

「かゆみが続く」「腫れが引かない」「色が抜けた気がする」など、気になることがあれば自己判断せずご相談ください。ダウンタイム中のご質問は公式LINEでお受けしています。LINEは24時間受け付けており、24時間以内にお返事しています。

一方で、強い痛み、日ごとに広がる腫れ、発熱、膿が出るといった症状は、通常の経過とは違う可能性があります。その場合は返信を待たず、すぐに施術を受けた医療機関にご相談ください。受診の際は、アートメイクの施術を受けたことと、施術日・部位を伝えてください。

色の持ちや、きれいな状態を長く保つための考え方はアートメイクはどのくらい持つ?で詳しくご紹介しています。これから施術を考えている方ははじめての方へもあわせてご覧ください。

施術後の経過で気になることは、遠慮なくご相談ください。

公式LINEで相談する / Webで空きを見て予約する

ご注意ください

  • アートメイクは医療行為です。施術は福岡県行橋市内の提携医療機関にて、看護師資格を持つ施術者が行います(自由診療・健康保険適用外)。
  • 経過や仕上がりの感じ方には個人差があります。この記事の内容は一般的な目安です。
  • 気になる症状があるときは自己判断せず、施術を受けた医療機関にご相談ください。

行橋市でアートメイクをお考えの方へ

看護師資格を持つ施術者が、カウンセリングからアフターケアまで担当します。
カウンセリングは無料。相談だけでも大丈夫です。

水本 こずえ(看護師/メイクアップアーティスト)

美容領域14年。福岡県行橋市でアートメイクサロン mili medical を主宰。プロフィールを見る

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