アイラインアートメイクで気をつけたいこと|目元の腫れ・コンタクト・まつげ施術

アイラインのアートメイクは、目のすぐそばに行う施術です。まぶたの皮膚は薄くデリケートなため、眉やリップとは少し違った注意点があります。この記事では、施術前にお伝えいただきたいこと、コンタクトレンズやまつげ施術との付き合い方、腫れへの向き合い方をまとめました。
目元は、とくにデリケートな部位です
まぶたの皮膚は薄くやわらかく、刺激によって赤みや腫れが出やすい部位です。さらに、すぐそばには目があり、普段からコンタクトレンズやアイメイク、まつげ施術など、さまざまなものが触れています。
そのため、アイラインのアートメイクでは、普段の目の状態や、目元に使っているものを事前に伺うことが大切になります。お伺いした内容によって、施術の進め方や、施術後の過ごし方のご案内が変わることがあるからです。
なお、次のような方は、部位にかかわらず施術を受けられない場合があります。妊娠中・授乳中の方、ケロイド体質の方、施術部位に皮膚疾患や感染症がある方などです。金属・麻酔のアレルギーや、糖尿病など傷の治りに影響する持病がある方も、事前のご相談が必要です。詳しくははじめての方へをご覧ください。
事前に必ずお伝えいただきたい目元のこと
次のことに当てはまる方は、カウンセリングの際に必ずお知らせください。「関係なさそう」と思うことでも、お伝えいただけると安心です。
- 治療中・通院中の目の病気がある
- 過去に目やまぶたの手術・施術を受けたことがある
- ドライアイと言われたことがある、目の乾きが気になる
- 普段から使っている目薬がある
- コンタクトレンズを使っている
- まつげエクステ・まつげパーマをしている、または予定がある
- 以前にアイラインのアートメイクを受けたことがある
受けられるかどうか、受ける場合の時期や進め方は、お伺いした内容をもとに、医療機関の判断でご案内します。現在の目の状態や治療の内容などもふまえて判断するため、わかる範囲でくわしく教えてください。
施術日が近づいてからの目元の変化も、お知らせください
施術日の前に、目元に赤みやかぶれ、腫れ、できものなどが出ているときは、施術を受けられない場合があります。気になる変化があれば、施術日より前にご連絡ください。
施術前に目元の日焼けや肌荒れがある場合や、ピーリング・レーザーなど刺激の強いケアを受けた直後などは、肌の状態によって日程を調整することがあります。また、季節によって目のかゆみが出やすい方は、施術後に無意識にこすってしまうことがあるため、日程を決める前にお伝えください。
目の病気や手術歴、ドライアイがある方へ
目の病気で治療中の方、過去に目やまぶたの手術を受けたことがある方は、病名や手術の内容、時期をわかる範囲でお伝えください。二重まぶたの施術や、視力矯正の手術なども含みます。
通院中の方は、アートメイクを検討していることを主治医にも伝えておくと、ご相談がよりスムーズです。受けられるかどうかは、お伺いした内容をもとに医療機関の判断でご案内します。
ドライアイの方や、目の乾きが気になる方も、その程度や普段の対処のしかたをお知らせください。施術後は、指示された軟膏で保湿したり、しばらくコンタクトレンズを控えたりする期間があります。普段の目の状態がわかっていると、施術後の過ごし方をより具体的に相談できます。
普段使っている目薬を施術後も続けてよいかどうかは、自己判断せず、カウンセリングや施術後の説明の際に確認してください。
コンタクトレンズを使っている方へ
コンタクトレンズを使っている方は、その旨をお伝えください。レンズの種類(1日使い捨て、カラーコンタクトなど)や、普段使っている時間もわかると安心です。施術後しばらくはコンタクトレンズを控える期間があるため、その間の過ごし方を考えておく必要があります。
- 当日のレンズの扱い(外すタイミングなど)を、予約時やカウンセリングで確認する
- メガネをお持ちの方は、当日持参すると安心
- 施術後しばらくはメガネで過ごすことを見込んで、日程を考える
- 再開は、施術後に指示された時期を守る
レンズの着け外しでは、まぶたに指が触れたり、まぶたを引っ張ったりすることが多くなります。施術部位が落ち着く前に刺激が加わらないよう、再開の時期は施術後の説明に沿ってください。お仕事などの事情で時期に不安がある方は、施術を受ける前にご相談ください。
まつげエクステ・まつげパーマをしている方へ
まつげエクステやまつげパーマは、まつ毛の生え際のすぐ近くで接着剤や薬剤を使う施術です。アイラインのアートメイクと施術する場所が近いため、前後の予定の組み方に注意が必要です。
現在まつげエクステをつけている方は、施術前にどうすればよいか(外す必要があるかなど)を、予約の際に確認してください。まつげパーマの予定が近い方も、前後の間隔についてあらかじめご相談いただけると安心です。
施術後の再開は、施術部位が落ち着いてからになります。時期は目元の状態によって変わるため、施術後の説明に沿い、迷うときはご相談ください。まつげ施術のサロンにも、アイラインのアートメイクをしていることを伝えておくと、施術の際に配慮してもらいやすくなります。
目元は腫れが出やすい部位です
アイラインのアートメイクでは、施術当日から翌日にかけて、まぶたが軽く腫れることがあります。まぶたの皮膚は薄くやわらかいため、腫れが目立ちやすいとされています。赤みやヒリつきを伴うこともありますが、多くは数日で落ち着きます。
施術直後は、腫れと色の濃さが重なって、ラインが太く見えることがあります。腫れが引くとともに見え方も落ち着いていくため、この時期の印象だけで太さを判断しないようにしましょう。
腫れの出方には個人差があり、左右で程度が違うこともあります。腫れている間は、目元をこすったりかいたりしないこと、施術当日の飲酒や激しい運動、湯船での入浴やサウナを控えることが大切です。いずれも血行がよくなり、腫れや赤みが強く出るきっかけになることがあります。人と会う予定や写真撮影などがある方は、施術日との間に余裕をもたせておくと安心です。
次のような場合は、通常の経過とは異なる可能性があります。日ごとに強くなる腫れや痛み、発熱、膿が出る、目の充血や痛みが続く、見え方に違和感があるといった症状です。自己判断で様子を見ず、すぐに施術を受けた医療機関にご相談ください。
施術後によくいただくご質問と相談の目安は、アートメイク後によくある不安と対処法にまとめています。
施術当日の目元の守り方
施術当日は、目元をできるだけ刺激から守って過ごします。基本は「触らない・こすらない・濡らさない」です。
- 目をこすらない、かかない(かゆみがあっても触らない)
- 洗顔は施術部位を避け、目元に水やお湯を長く当てない
- 施術部位には、指示された軟膏以外のものをつけない
- アイメイクや目元用のクリームは使わない
- 前髪が目元にかからないよう、ピンなどでよけておく
- 日差しが気になるときは、帽子やサングラスで目元を守る
- 飲酒、激しい運動、湯船での入浴やサウナは控える
翌日以降も、かさぶたが自然に取れるまでは、同じように目元をやさしく扱ってください。4日目から1週間ほどで薄いかさぶたができ、自然に剥がれていきます。無理に取ると色ムラの原因になるため、気になっても触らないことが大切です。部位ごとの注意点は部位別アフターケアの注意点、1週間の過ごし方はアートメイク後の1週間の過ごし方をご覧ください。
再開の時期と、アートメイクを申告したい場面
アイメイクやコンタクトレンズ、まつげ施術などは、施術部位が落ち着いてから再開します。具体的な時期は目元の状態によって変わるため、施術後の説明に沿ってください。再開してよいか迷ったときは、自己判断で早めずに、施術を受けた医療機関に確認しましょう。再開したあとに赤みやかゆみが出た場合も、いったん使用を控えてご相談ください。
| 項目 | 再開・注意の目安 |
|---|---|
| アイメイク | かさぶたが自然に取れ、施術部位が落ち着いてから |
| コンタクトレンズ | 施術後に指示された時期に |
| まつげエクステ・まつげパーマ | 期間を空けてから。時期はご相談ください |
| 目元のピーリング・拭き取りケア | 施術部位は当面避ける。再開の時期はご相談ください |
| 温泉・サウナ・プール | かさぶたが自然に取れるまでは避ける。再開は施術後の説明に沿って |
| レーザー・光治療 | 目の周りに照射するときは、必ず事前に申告を |
| MRI検査 | 受ける際は、アートメイクをしている旨を必ず伝える |
レーザー治療や光治療(IPL・フォトフェイシャルなど)、レーザー脱毛には注意が必要です。アートメイクの色素に反応して、熱感・やけど・色の変化が起こることがあります。目の周りなど、施術部位やその周辺に照射するときは、必ず「アートメイクをしている」と事前にお伝えください。スキンケアや美容施術の注意点は、アートメイク後のスキンケアと美容施術で詳しくご紹介しています。
アイラインアートメイクで気をつけたいことのポイント
- 目の病気・手術歴・ドライアイ・目薬のことは、カウンセリングで必ず伝える
- コンタクトレンズは当日の扱いを確認し、再開は指示された時期に
- まつげエクステ・まつげパーマは、前後の間隔を事前に相談する
- 当日から翌日は腫れやすいため、目元をこすらず、予定に余裕をもつ
- 強い痛みや広がる腫れ、目の異常を感じたら、自己判断せず医療機関へ
目元のことは、「こんなことを聞いてもいいのかな」と迷うような小さなことでも大丈夫です。予約前でも、公式LINEでご相談いただけます。デザインの考え方は、アイラインアートメイクのデザインもあわせてご覧ください。
目の状態やコンタクトレンズのことなど、気になることは予約前でもお気軽にご相談ください。
ご注意ください
- アートメイクは医療行為です。施術は福岡県行橋市内の提携医療機関にて、看護師資格を持つ施術者が行います(自由診療・健康保険適用外)。
- 経過や仕上がりの感じ方には個人差があります。この記事の内容は一般的な目安です。
- 気になる症状があるときは自己判断せず、施術を受けた医療機関にご相談ください。
水本 こずえ(看護師/メイクアップアーティスト)
美容領域14年。福岡県行橋市でアートメイクサロン mili medical を主宰。プロフィールを見る

