眉アートメイク後のメイク|仕上がりを活かす足し引きのコツ

眉アートメイクをすると、毎朝の眉メイクはどう変わるのでしょうか。すっぴんの日はそのままで過ごし、メイクの日は少しだけ足す。そんな付き合い方を目指せるのが、眉アートメイクです。この記事では、眉メイクを再開する時期の考え方やアイテムの使い分けなど、仕上がりを活かすコツをご紹介します。髪色とのバランスや、落とし方の注意点もまとめました。

施術部位が落ち着くまでは眉メイクを控える

施術直後の眉は、皮膚のごく浅い層に色を入れたばかりの状態です。この時期に化粧品を重ねたり、ブラシやチップでこすったりすると、刺激になることがあります。かさぶたが早く取れて、色ムラにつながることもあります。

施術部位のメイクは、かさぶたが自然に取れて落ち着くまで控えるのが目安です。再開してよい時期には個人差があるため、施術後に案内された時期に従ってください。再開に備えて、眉用のブラシやチップは洗っておくか、新しいものを用意しておくと安心です。

眉以外の部分にメイクをする場合も、パフやブラシ、手が眉に触れないよう気をつけましょう。ファンデーションや日焼け止めは、眉まわりを少し避けて塗ると安心です。メイクを落とすときも、この時期は眉を避けてやさしく行ってください。

この時期の日差し対策は、帽子や日傘で物理的に遮る方法が中心になります。帽子は、つばや縁が眉に当たらないものを選んでください。詳しくはアートメイクと紫外線をご覧ください。

色が薄く感じる時期のメイクとの付き合い方

かさぶたが取れると、色が一度薄く感じられる時期があります。「思っていたより薄い」と感じて、眉を描き足したくなるかもしれません。

これは経過の中でよくあることで、その後、時間をかけて色がなじんでいきます。施術後に案内された時期を過ぎていれば、気になる日はパウダーなどで軽く足してもかまいません。その場合も、強くこすらないようにしてください。

この時期に使うなら、落としやすいパウダーが扱いやすいでしょう。落ちにくいアイテムは、落とすときの摩擦が増えやすいため、控えめにしておくと安心です。

ポイント
この時期に描き足すときは、形を大きく変えず、足りないと感じる部分をそっと補う程度にしておきましょう。本来の見え方が分かりやすくなり、2回目に相談するときにも役立ちます。

1回目のあとに感じた「薄さ」や「形の気になるところ」は、メモしておくと2回目に伝えやすくなります。2回目は1回目から2ヶ月以内が目安で、定着の様子を見ながら色と形を整えます。

落ち着いた後の「足す」「引く」の考え方

施術部位が落ち着いたら、アートメイクの眉を土台にして、その日の予定や気分に合わせてメイクを楽しめます。基本は、形はアートメイクに任せて、色や質感を少しだけ調整するという考え方です。

「足す」は、仕事やお出かけでしっかりした印象にしたい日に、パウダーやペンシルで濃さや輪郭を加えることです。すでに形があるので、なぞるように足すだけで整いやすくなります。たとえば、仕事の日は眉尻だけペンシルで整え、特別な日はパウダーで全体に陰影を足す、といった使い分けができます。

「引く」は、眉を軽く見せたい日に、明るめの眉マスカラで地毛の色をやわらげたり、何も足さずに過ごしたりすることです。眉が濃く感じる日は、地毛の色を明るくすると、全体の印象が軽く見えることがあります。

コンシーラーで眉の輪郭を消そうとすると、こする回数が増えやすくなります。濃さを抑えたい日は、眉マスカラやパウダーの色で調整するほうが、肌への負担を抑えやすいでしょう。また、形を大きく変えるメイクは、アートメイクの形とずれて不自然に見えることがあります。変化をつけたいときは、形よりも色や濃さで調整するのがおすすめです。

パウダー・ペンシル・眉マスカラの使い分け

眉メイクのアイテムには、それぞれ得意なことがあります。一般的な使い分けの目安をまとめました。

アイテム 使い方の一例
パウダー 眉全体にふんわり色を足したい日に。眉頭は薄めにのせると自然に見えやすい
ペンシル 眉尻の輪郭を整えたり、毛が足りない部分に1本ずつ線を足したりするときに
リキッド 毛並みのような細い線を描き足したいときに。描きすぎないよう少しずつ
眉マスカラ 地毛の色を髪色に合わせたり、毛流れを整えたりするときに

3Dの毛並みを活かしたい日は、ペンシルやリキッドで毛の流れに沿って少しだけ足すと、描いた感じが出にくくなります。4Dの陰影がある場合、パウダーを重ねすぎると濃く見えやすいため、ブラシに取る量を控えめにするとよいでしょう。ブラシに取ったあと、手の甲で量を調整してからのせると、つきすぎを防ぎやすくなります。技法の違いは3Dと4Dの違いと選び方でご紹介しています。

アイテムの色は、アートメイクの色と地毛の色の両方になじむものを選ぶと、境目が目立ちにくくなります。迷ったら、カウンセリングや2回目の施術の際に相談してみてください。

すっぴんの日の過ごし方

アートメイクで眉の形が残っていると、すっぴんの日も眉を描かずに過ごしやすくなります。近所への買い物やジム、家族と過ごす時間など、素顔で出かける場面でも、眉を描く手間を省きやすくなります。

すっぴんの日は、眉用のブラシでとかす、眉マスカラで毛流れを整えるといった、形を整える程度のケアがおすすめです。デザインの外側に生えてきた毛は、抜くよりもハサミで短く整えるほうが、自眉への負担を抑えやすくなります。

日焼け止めは、すっぴんの日も欠かさないようにしましょう。紫外線は、色が薄くなる要因のひとつとされています。塗るときは、こすらず、押さえるようにやさしくなじませてください。低刺激の保湿剤で、眉まわりも含めて肌のうるおいを保っておくことも大切です。

すっぴんのときに「ここが少し物足りない」と感じる部分があれば、覚えておいてください。2回目やリタッチの際に相談するときの材料になります。

髪色と眉色のバランス

髪色を変えると、眉の色とのバランスも変わって見えます。一般に、眉の色は髪色と同じか、少し明るめにすると顔立ちになじみやすいといわれます。髪を明るくした場合は、眉マスカラで地毛の色を明るくすると、アートメイクの眉ともなじみやすくなります。

アートメイクの色は、髪色の変化に合わせてすぐに変えられるものではありません。髪色を大きく変える予定がある方や、明るい髪色と暗い髪色を行き来する方は、カウンセリングでお伝えください。色味を考えるときの参考にします。

ヘアカラーをするときは、薬剤が眉にかからないよう気をつけてもらうと安心です。施術部位が落ち着く前にヘアカラーの予定がある場合は、時期をご相談ください。

アートメイクは、一般に1〜3年ほどかけて徐々に薄くなるとされています。リタッチのタイミングで、そのときの髪色や好みに合わせて、色味の見直しを相談することもできます。

クレンジングはこすらず、やさしく

眉メイクを落とすときの摩擦は、色持ちに影響する要因のひとつとされています。落ちにくい眉アイテムを使った日は、ついこすりたくなりますが、力を入れずに落とすことが大切です。

  • クレンジングを眉にのせてなじませ、メイクを浮かせてから落とす
  • 落ちにくいアイテムは、ポイントメイク用のリムーバーを含ませたコットンをしばらく当てる
  • コットンや指は往復させず、毛流れに沿ってやさしく動かす
  • 洗顔料の泡を眉に長くのせたままにしない
  • 洗い流したあとは、タオルで押さえるように水気を取る
  • ピーリング成分やスクラブ入りのアイテムを眉まわりに使うときは、事前に相談する

拭き取りタイプのシートで眉をこすって落とす方法は、摩擦が増えやすいため避けたほうが安心です。スキンケア成分や、美容施術との付き合い方はアートメイク後のスキンケアと美容施術で詳しくご紹介しています。レーザーや光治療を施術部位やその周辺に受けるときは、必ずアートメイクをしていることを伝えてください。

眉メイクについてよくある質問

メイクをすると、アートメイクの色は変わりますか?

眉メイクは、アートメイクの上に色をのせているだけです。メイクを落とせば、アートメイクの眉に戻ります。ただし、落とすときに強くこする習慣が続くと、摩擦が色持ちに影響することがあるため、やさしく落としましょう。

眉のコート剤や落ちにくいアイテムを使ってもいいですか?

施術部位が落ち着いたあとに使う場合は、落とすときの摩擦に気をつけましょう。落ちにくいアイテムほど、落とすときにこすりやすくなります。使った日は、専用のリムーバーでやさしく落とすことを意識してください。初めて使うアイテムで赤みやかゆみが出たときは、使用をやめてご相談ください。

施術前に使っていたアイテムは、そのまま使えますか?

施術前と同じアイテムでも、アートメイクの色と重なって濃く見えたり、色味がずれて見えたりすることがあります。施術部位が落ち着いたら一度試してみて、なじみ方を確かめてから使いましょう。

眉マスカラが肌に付いてしまったら?

眉マスカラは地毛に塗るアイテムなので、肌に付いたときは、乾く前に綿棒などでそっと拭き取りましょう。何度もこすらず、押さえるように取るのがポイントです。

仕上がりを活かすメイクのポイント

最後に、眉アートメイクとメイクを上手に組み合わせるポイントを振り返ります。

  • 施術部位が落ち着くまでは、眉メイクを控える
  • 落ち着いたら、形はアートメイクに任せ、色や濃さで調整する
  • すっぴんの日は、毛流れを整える程度に
  • 髪色を変えたら、眉マスカラで地毛の色を合わせる
  • 落とすときはこすらず、紫外線対策と保湿を続ける

合うアイテムの色や足し方は、眉のデザインや技法によっても少しずつ変わります。ご自身の眉に合うメイクの方法を知りたいときは、カウンセリングや2回目の施術の際にも、お気軽にお尋ねください。

施術後のメイクや眉のお手入れで迷ったら、公式LINEからお気軽にご相談ください。

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ご注意ください

  • アートメイクは医療行為です。施術は福岡県行橋市内の提携医療機関にて、看護師資格を持つ施術者が行います(自由診療・健康保険適用外)。
  • 経過や仕上がりの感じ方には個人差があります。この記事の内容は一般的な目安です。
  • 気になる症状があるときは自己判断せず、施術を受けた医療機関にご相談ください。

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水本 こずえ(看護師/メイクアップアーティスト)

美容領域14年。福岡県行橋市でアートメイクサロン mili medical を主宰。プロフィールを見る

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